[2012年2月28日]

2012年東京マラソン、ケニア人ランナーが制する

ゴールするキピエゴ選手(写真提供:©東京マラソン財団)

ケニアのマイケルキピエゴが2012年東京マラソンで優勝しました。キピエゴ選手は前世界記録保持者ゲブレシラシエ選手や日本の藤原新選手を抑え2時間7分37秒でゴールしました。藤原選手は2位で2時間7分48秒、3位はウガンダのキプロティチ選手で2時間7分50秒、4位にはエチオピアのゲブレシラシエ選手が2時間8分17秒でゴールしました。キピエゴ選手の優勝はケニアの長距離陸上界にとって新しい記録を加えることになります。

女子のレースではエチオピアのハプタム選手が2時間25分28秒で優勝、2位は32秒差で同じくエチオピアのイセイアス選手、ケニアのキロップ選手は2時間26分2秒で3位でした。

レースは東京都庁前をスタートしウォーターフロントの東京ビッグサイトをゴールとするコースで競われ、アジアで最大規模のマラソンで世界中から36,000人を超えるランナーが参加しました。ケニアからはチーチル選手も参加しました。

現在のマラソンの世界記録はケニア人のマカウ選手が保持しており、彼は2011年9月に北京で記録を破りその記録は2時間3分38秒です。長距離レースはケニアの得意とする種目であり今年開催されるロンドンオリンピックや世界陸上などのイベントでも活躍が期待されています。

カイカイ二等書記官(右)とキピエゴ選手

36,000人以上が参加する東京マラソン

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