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遠距離通信とITの概観

概要携帯電話の驚異的な成長インターネットの発展ケニアにおけるブロードバンド・ネットワークの拡大


1999年の遠距離通信部門の自由化開始以来、ケニアでのインターネットの発展は速やかで、さらに携帯電話の発展も急速です。政府は、この発展ぶりに勇気付けられ、ケニアを東アフリカの情報通信技術(ICT)の先達にすることを狙っています。1999年以来、ケニアは、遠距離通信部門の自由化プロセスが開始されたのに伴い急激な変化を経てきました。このプロセスにとって決定的に重要だったのは、1978年のケニア通信法に基づいて、1999年2月に設立されたケニア通信委員会(CCK)です。CCKは、ケニアにおける遠距離通信、無線通信、郵便事業にライセンス制を設けて規制することを役割としています。それ以降、この産業は目に素晴らしい成長を遂げてきました。


携帯電話の驚異的な成長

ナイロビの携帯ショップ

2000年には、約18万人が携帯電話を所有しました。2006年末には、この数字は4000%を超える伸び率で、730万人に達しています。

急速に成長する携帯電話部門で特徴的なのは、2つの事業体の間の競争です。すなわち、政府所有のテルコム・ケニアと英国のボーダフォンの間の6対4の共同事業である「サファリコム」とアフリカ第3位の電話会社の子会社である「セルテル」との間の競争です。両社は、創設以来大幅に成長し、利益を伸ばしましたが、携帯電話部門はなお非常に大きな潜在的可能性を秘めています。

2007年3月、世界的な巨大遠距離通信企業である「エリクソン」が、その新興市場拡大プログラムの一環として、地域中核をナイロビに設けました。現在携帯電話部門は、ケニアの国内総生産(GDP)の5%を占めています。ある分析によると、同部門は、第3の携帯電話サービス事業体が登場し、かつ、携帯電話に対する税が引き下げられさえすれば、一層成長する大きな潜在的可能性を持っていると言われています。


インターネットの発展

ケニアのインターネット分野は、1995年にごく少数のダイヤルアップ・モデムから始まりました。10年の間に急激に成長し、国内に多数のインターネット・ホスト、100近くの認可されたインターネットサービス・プロバイダー(ISP)、およそ270万人のインターネット・ユーザーを擁する活発な産業に発展しています。主要な都会の密集地には、インターネット・カフェが多数あり、ナイロビ中で無線技術が利用可能です。

ケニア政府は、e政府計画―国内の農村住民をつなぐことを目的とするプログラム―を立ち上げました。e政府のインターネット・カフェを利用する市民は、年金様式をダウンロードする段階を越え、政府とのその他の種類の双方向コミュニケーションにも乗り出し、役に立つ情報にアクセスすることができます。


ケニアにおけるブロードバンド・ネットワークの拡大

政府は、目下、ケニアのブロードバンド・インフラの強化を狙いとしたいくつかのプロジェクトを支援しています。その中でも注目のプロジェクトは、東アフリカ海底システム(EAMS)と東アフリカ海底ケーブル・システム(EASSy)です。これらのプロジェクトは、東アフリカ諸国を高帯域光ファイバー・ケーブル・システムにより、世界の他の諸国と結び付けるものです。モンバサからアラブ首長国連邦のフジャイラまで、何百万ドルもかかるTEAMSは、東アフリカと世界の他の諸国をつなぐものと期待されています。

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