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大使館の活動
日本との文化交流
日本は伝統と文化に満ちた国であり、また、その伝統と文化が日本の誇りです。そして、それらを紹介するための行事を毎年いくつも開き、そこに外国人を温かく招いて、歓迎してくれます。同時に、日本人は他国の人々の伝統、文化、食文化に強い関心を持っており、外国人の主催する様々な文化イベントを大いに楽しんでいます。
毎年、ケニアの外交官たちはこのような行事に参加し、また大使館主催で文化交流を行なっています。これらはケニアと日本の相互理解に役立ち、二国間の関係を強めていると言えるでしょう。
また大使館では、様々なメディア媒体を通じて、また大使館が参加または主催する恒例のフェスティバルやイベントで、ケニアの料理、音楽、ダンスなどの文化を紹介しています。これらの行事は様々な会場(公園、クラブ、学校、大使館のホール、大学)で開催され、全大使館員が参加しています。
大使館では、ケニアに関わる他業界から日本企業の皆様に大使館ホールを貸し出し、貿易や観光に関するセミナーを開催しています。もちろん、スピーチの依頼もお受けいたします。そして、それらの会では、ケニア料理をご用意することも可能です。
大使館の文化交流への取り組みは各方面からの評価を受け、特に東京では参加者が増えています。
ケニア産製品貿易への支援
大使館では、主に4月から10月に開催される見本市や展覧会に定期的に参加しています。その場では、主な輸出品である紅茶、コーヒー、切り花、マカダミアナッツを広く紹介します。これは、これらのケニア産製品を、市場に供給している卸売業者や小売業者にだけでなく、一般の皆様にも知っていただく絶好の機会です。
大使館は、ケニア産製品に関する情報の提供や、本国の企業、省庁、諸機関との交渉を通じて、これらの企業を支援することによって、重要な役割を果たしています。また、ケニアと日本企業の橋渡しも同時に行っています。
2003年、大使館は日本貿易振興会(JETRO)と共同で、紅茶の研究プロジェクトを推進しました。その成果は、現在でも存分に活用されています。さらに、大使館は毎年、紅茶に関する見本市を企画したり、参加したりしています。また、日本紅茶協会のご協力をいただき、大使館ホールで定期的に紅茶セミナーを開催しています。
ケニアを東部中部アフリカのハブとして売り込むことによって投資を誘致
大使館は、日本政府の様々な省庁とのパートナーシップのもと、ケニアの戦略的な立地、豊富で十分に教育された労働力、地域経済ブロック(COMESA,EAC, NEPAD, AGOAなど)への加盟をもとに、ケニアを投資先として促進することを目指しています。最近の焦点は中規模民間企業の誘致です。彼らは伝統的に海外進出を考慮することが稀でしたが、その規模ゆえに、比較的小さく、競争も少ないアフリカ市場に魅力を感じています。
さらに大使館は、持続可能な開発目標(SDGs)に沿った国家開発目標に貢献するための知識や技術の移転を奨励するため、国連工業開発機関(UNIDO)など日本に代表を置く多国間機関とケニアの民間部門および公的部門との協力関係を促進しています。
大使館はまた、アフリカへの注目を集めるため、アフリカ外交団を主導してきました。バイオ燃料フォーラム、日本企業との協力による投資セミナー、 CDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクトの推進者との会合の主催などを、積極的に行っています。
大使館では、ケニアの投資促進センターと協力し、重要な関係者とのミーティングを持つことにより、ケニアに投資機会を求めて、実際にケニアを訪れる企業のお手伝いをしています。
スポーツの支援
日本はスポーツ大国であり、ケニアのトップアスリートたちに、高校と大学のレベルで多数のスポーツ奨学金を授与しています。彼らは、マツダ株式会社、コモディイイダ株式会社、花王株式会社、本田技研工業株式会社、株式会社SUBARU、GMOインターネットグループ、株式会社ヤクルト本社、富士山の銘水株式会社などの一流企業でも活躍しており、各社の陸上部を盛り上げています。ダグラス・ワキウリ、ステファン・マヤカ、ダニエル・ジェンガ、エリック・ワイナイナ、故ジョセフ・オツオリ、フィリップ・モシマ、エスタ・ワンジル、アン・ワムチ、フィレス・オンゴリ、エヴァリン・ワンブイなど、一流スポーツ選手たちが、彼らの勝利を通じてケニアに誇りをもたらしてきました。この密接な連携によって、大使館はケニア人スポーツマンたちの進歩と成長を見守っています。また、ケニアがスポーツの優位性のために日本の人々から賞賛を浴びているのを見ることは、常に大きな国家的誇りです。